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2005年12月11日 (日)

忌むべきこと

人として忌むべきことのひとつに、弱いものを虐げることがあります。
連日、マスコミを賑わしている事件の異常さと悲惨さを、どのように表現すればよいのか言葉も見つかりません。

家庭用ゲームや、メールだけの世界に代表される、ヴァーチャル環境に両足を突っ込んで生活している人々のコミュニテュにおける存在の危うさなのか。
誰が言い始めたのか、グローバリゼーションの波に放り込まれて、ともかく泳ぎ切ることだけ求められる風潮の中で、「他者」が見えない危うさなのか。

何かしらの分析も可能なのでしょうけれど、実際に、言い訳しようがないところを踏み越えてしまう、現実社会の中で、どこかで、人間としての感性を置き忘れてきたか、身につける機会を得なかった人間がいる現実があります。
このような現実を肯定したくありませんが、社会として、これまでにも増して、その構成員である子供達を守る覚悟を新たにしなければならない、その気概を地域で示すことが求められる時代なのかも知れません。

被害者の報道が繰り返される中、事実関係の報道に止まらず、犯行内容の詳細に渡る度を超した報道がなされています。
被害者の親族の方がいらっしゃることを考えると、疑問に思います。
同様の犯行は防がなければなりませんが、必要以上の詳細に渡る報道は誰のために行われているのでしょう。その感性の無さが、報道の本質なのでしょうか。

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