水野 敬三郎: 奈良・京都の古寺めぐり―仏像の見かた (岩波ジュニア新書)日本美術史の講義と重ね合わせる。
林英夫: おさらい古文書の基礎―文例と語彙 (シリーズ日本人の手習い)なかなか読了に至らないが、分かりやすい。読み下しと文意の理解に至る近道を知りたいのだが、繰り返し読むしかないとの指摘も受けたこともあり、それはそれで悩ましい。
内藤 昌: 江戸と江戸城 (講談社学術文庫)文庫に入って間もないが、原本は1966年に刊行。江戸城の成り立ちから入ったが、江戸の都市文化に触れる。著者によれば、都市研究の基礎とする、フィジカルな論考。
東京人 2012年 12月号 [雑誌]暮れの街、忘年会までの時間調整に本屋に入ると、自然と建築書の棚の前へ。伊東忠太の大筋は心得ている。縦糸に横糸を重ねるようにして浮き彫りにする仕事は、終わっていない。バックナンバーの1冊。
松隈 洋: 残すべき建築: モダニズム建築は何を求めたのか暮れの街、忘年会までの時間調整に本屋に入ると、自然と建築書の棚の前へ。モダニズムのアプローチについて横串を刺せるような気がする本書とともに忘年会へ向かうことに。
近藤 豊: 古建築の細部意匠神田の古書店で見つける。棚の背表紙は、私のために待っていたかのようだった。三十数年前の版だが、当時の編集の細密さに驚く。
畠山 けんじ: 鹿鳴館を創った男―お雇い建築家ジョサイア・コンドルの生涯24歳のとき、近代国家として立ち上がる日本と運命を共にする決意をする。その後、様々な業績を残すが、何故、彼がこれだけの足跡を残すことになったか。結果ではなく、その運命の奔流に近づきたい。
西 和夫: 図解 古建築入門―日本建築はどう造られているかいくつかの建物の例示に止まるけれど、その建ち上がる過程と、エッセンスがクリアになるのが嬉しい。各論についてのアプローチが残る。
内橋 克人: 新版 匠の時代〈第1巻〉 (講談社文庫)新版ということで、私の手許の版を改編したもののようです。
明石 信道: フランク・ロイド・ライトの帝国ホテル以前、購入した本ですが、自由学園明日館を見学し、本棚から再び取り出しました。
村田 健一: 伝統木造建築を読み解く木造建築の伝統について理解を深めたいのですが、その端緒として。文化財建造物の保存技術者の眼から。
山口 輝臣: 明治神宮の出現 (歴史文化ライブラリー)少し前に明治神宮と外苑の関係についての調べるために探した資料です。何故、いつ、どのように生まれたものかを探るため。
藤森 照信: 明治の東京計画 (岩波現代文庫)古い論文で、前は同時代ライブラリーに収録されていました。この本のせいで、この道にはまってしまい、現在に至っております。
藤森 照信: アール・デコの館―旧朝香宮邸 (ちくま文庫)本書の前半には、旧朝香宮邸に刻み込まれた意匠が鮮やかに展開される。その生い立ちをたどれば、運命も感じる。後半に掲載された藤森氏による「日本のアールデコ」には、付箋が貼られたままでした。
北原 遼三郎: 明治の建築家・妻木頼黄の生涯辰野金吾と同時代に腕を振るった妻木頼黄の評伝。同時代の建築家の生き方の違いが浮き彫りになり、興味深い。
佐野 眞一: 枢密院議長の日記 (講談社現代新書 1911)司法、行政の官僚を歴任の後、宮内省で宮内官僚として要職についた倉富勇三郎。大正期の日記を解析した労作。読み進むのも一苦労です。
朝吹 登水子: 私の東京物語―蘇る日々―わが家のアルバムからサガンの翻訳で著名な方でした。桂坂の旧朝吹邸での生活が蘇ります。少女時代の感性もみずみずしい。ようやく手に入れ、これから楽しみです。
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「 "It's A Small World" 」蓮馨寺門前の商店街にある小さなお店のウインドウにて。店主さんの小さな世界がありました。ファインダーを覗きながら、PLフィルターの調整をしていたら、お店の方に睨まれてしまいました。不信人物に見えるかな...(¨;)(川越市*連雀町 蓮馨寺の手前あたり)
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