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2006年9月 6日 (水)

路地の風景*時を繋ぐもの

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「時を繋ぐもの」
川越には、城址として本丸御殿だけが姿をとどめています。
周辺を散策すると、土塁や堀の跡が散見される他、
城の構造物の遺構として、「富士見櫓跡」が整備されています。

樹木で覆い隠された様な土塁の頂上を目指し、石段を登ります。
その頂上で見渡せば、その正面には、
ひときわ樹高が高く、大きな枝が縦横に繁茂する
クスノキの大木があります。

樹齢は推し量り難いのですが、
川越城は1457年、太田道真、道灌親子の築城が端緒とされていますので、その後の、富士見櫓からの風景の変遷とともに、
現代にまで、その歴史を繋いで来たのではないでしょうか。

天空を覆い尽くす枝振りは、あたかも、
遙か昔より繋いできた歴史の、揺り籠のようでもあります。

今は、ただそれだけの空間なのですが、
この大木を見上げ(「路地の風景」とはちょっと違いますが)、
ここで息をつくのは、私の隠れた趣味ではあります。

(川越市*富士見櫓跡にて)

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