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2006年11月26日 (日)

路地の風景*宴の余韻 その2

ここのところ、谷中、千駄木、根津から本郷を見てきましたが、
ここで、一休みして、川越の風景です。
2006_08050016800_1
地方都市では、時折見ることができる風景ですが、
現在、整備が進む繁華街の傍らで、
昔のままのスケールで、時が流れているような一角でした。
何となく気になる、この風景についてちょっと...。

川越観光のハイライトは「蔵造りの街並み」と言えますが、
商家の街並みとして、「一番街」にその偉容を誇っています。
その北端の交差点が「札の辻」と呼ばれています。

同様な名称は、他の地域にも見られますが、同じく「高札場」がその語源であり、川越の場合、通りを東に向かえば、川越城の大手門に至りました。

この路地は、その「札の辻」の北側に位置していますが、近隣は、商業の中心が鉄道寄りにシフトして行った以前には、見番等もある繁華街を構成していたようです。(この界隈には、現在でも、いくつかの古くからの料亭や、旅館などもあり、見番の繁盛した時期もあったことが伺われます。)
この路地で、その頃の宴の賑わいを感じさせるものは、路地の風景*宴の余韻で寸描した長屋など、僅かばかりになっています。

Petx08200005800 この路地に足を踏み入れれば、両側に長屋が残り、営業店舗も残っていますが、その一角に、かつての繁栄の余韻と思われる風景がありました。


玄関先の古びた大きな木の扉は、錆び付いた大きな金物で支えられています。
かつての飲食店では、氷冷蔵庫で、大変な氷の需要があったはずですので、立地からして、氷屋さんの跡ではないかと想像されます。
昔、リヤカーで氷を配達する風景がありましたが、飲食店の注文に応じて、急な注文でも、帆布製の丈夫な手提げに入れて、配達に走り回ったのでは...などと勝手に妄想が膨らんで行きます(^^ゞ。

(川越市*喜多町あたり元町近く)

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