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2013年9月26日 (木)

甘楽町*駅からハイキング

2013_09210110_2                              (吹上の石樋に至る)

「織田宗家ゆかりの城下町小幡を歩く」ということで、上州電鉄上州福島駅に立つ。12kmほどのコースだが、酷暑の頃から考えれば、ようやくそういう気分にもなった。

今回は再訪となるが、駅からハイキングに引っ張り込んでしまった先輩ハイカーとの旅となったので、単独よりも時が過ぎるのが早い。
上州福島駅から、ほぼ直線の歩道歩きが2キロ半ぐらいだろうか、遠くに見える上信越自動車道の下をくぐるまでは何もない。とは言え、今回は、そこをあっさり通り抜ける。

雄川堰沿いの桜並木に至ると、趣を感ずる街並みに変わる。桜のシーズンが想像できる。養蚕も営んでいた商家が改修工事を施され、信州屋という無料休憩所となっている。やや気温も高いので、ここで小休止する。連れがあるので先を急くこともない。

その先には織田信長の次男、信雄がこの地に入った折に築いた藩邸の跡、「楽山園」がある。その前に、休憩所の目前、通り沿いの歴史民俗資料館に立ち寄る。興味深い地元の養蚕の記録を見ることが出来る。富岡製糸場はそう遠くなかった。また、室町時代、この地を支配した小幡氏由来の甲冑も時代を伝える。昨年は、桑の葉を食べている生きた蚕をたくさん見ることが出来たが、今回は空振りだった。都会育ちなもので、いささか残念。

通りから折れて、武家屋敷の面影を感じさせる街並みを抜けると「楽山園」に至る。昨年、ガイドの方に伺った話では、耕作地であったが、農家の方が発掘のきっかけを見つけ、全面的な調査に及んだらしい。園内は大変きれいに整備されているので、古文書の記録上はともかくとして、昔の様子が偲ばれるというには多少無理があるが、背景の山の借景を含め画になることは間違いない。庭園の小山の上にある「梅の茶屋」にはさわやかな風が吹き抜ける。この景色を愛でながら昼寝をすれば極楽だと思う。この景色は藩主のものだったのだろう。

その後、設定ルートを辿り、「織田家七代の墓」に至る。崇福寺の旧境内にあたるが、明治に焼失しているので、墓石だけが並ぶ。墓石の刻む歴史は、そこだけで生きている。現在の崇福寺脇のトイレをお借りし、通りの向かい側の遊歩道に入る。

ようやく、交通の多い車道歩きは終わり、後半はのんびり歩くことが出来る。遊歩道の路肩には、「吹上の石樋」が密かに呼吸をしている。7メートル余りもの一枚岩を組み合わせているとか、通り過ぎてしまいそうだが、ここで水路を立体交差させる「意志」があった。それが伝わる。

その先、リンゴ園を右手に見ながら、大きく右へ回り、雄川に架かるの小島田橋を渡る。驚くほど清冽で勢いの良い川の流れに驚く。

これからは、雄川の流れに沿って甘楽総合公園の中を歩を進める。途中、「甘楽ふるさと館」に立ち寄る。立ち寄りのランチが可能かどうか、知りたかった。正面玄関に回ると、数少ないものの、お手頃価格のメニューが出ていたのだが、結果、「道の駅甘楽」まで歩みを進めランチにすることとする。

その後、せせらぎの道を辿り、道の駅に到着。ここで、駅からハイキングの「ちょっぴりプレゼント」を戴き、ランチにする。もうすぐ2時を回ろうとするところだが、大変混雑している。「桃太郎定食・松」が1050円なり。うっかり写真に残すことを忘れたけれど、キジ飯のどんぶりに味噌汁、煮物、刺身こんにゃく、舞茸を含む野菜天麩羅。どちらかと言えば手作り感があり、やや濃いめの味付け。しっかり食べて、満腹で、道の駅を後にする。

最後のポイントの「こんにゃく博物館」があるが、やや遅れたペースを調整するために通過する。時間があれば、無料のこんにゃくバイキングという趣向もあり、寄ってもいいところ。あとは、上州福島駅に向かうのみ。

昨年同様、ここから駅までは徐々にピッチを上げ、どうにか予定の列車の1分前に滑り込む。前回のこともあり、高崎行きの帰りのきっぷは、予め購入してからスタートした。高崎駅の窓口で、「往復きっぷ」を購入することもできる。窓口では硬券が現役である。高崎駅の自販機の、いたくぺらぺらな乗車券と比べ、ありがたみが違うのは気のせいだろうか。

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