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2014年11月21日 (金)

ある映画俳優の旅立ち

ひとりの映画俳優が亡くなられた。
その喪失感の一端を共有しているような気がする。

映画というフィールドで、制作者の思いを演じきった。表現者として、演じきったというべきだろうか。
その表現はリアルで、共感を呼び、感情移入を妨げるものは無かった。映像の向こう側に嘘は見えなかった。

そして、一個人としては、決してヒーローではなかった。
我々が見聞きできるところでは、生活のために飛び込んだ映画の世界で、映画俳優という職業に立ち向かった後ろ姿が見えた。
それを支えたのは、自分に正直であることだったのだろうか。
しかし、それは、肩を怒らせて自らのことを主張する後ろ姿ではなく、他者への思いと、心遣いという形で表現されたというように見聞きした。

そういう意味で、ひとりの隣人の生き方を見たように思える。

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