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2016年10月 7日 (金)

学芸員的視点

先の投稿にあるように、この夏、学芸員資格課程における最終ステージ「博物館実習」を、つまずきながらも修了することができた。学芸員資格者ということになる。
9月下旬には、実習の前から予定していた東京国立博物館の特別展と、鎌倉の鏑木清方記念美術館に出向く。

東京国立博物館では特別展「平安の秘仏 櫟野寺の大観音とみほとけたち」において、巨大な十一面観音菩薩坐像を中心に、薬師如来坐像、地蔵菩薩坐像、同立像、観音菩薩像が展示されている。仏像のディテールを追うとともに、無意識のうちにも、その展示に至るプロセスがイメージされる。中でも、この展示においては、テーマの「櫟野寺の大観音とみほとけたち」を意識させるライティングの巧みさが目を引く。計画された「影」の演出が、堂宇の下の仏像群をイメージさせる。それも、学芸員的視点だろうか。

鎌倉の鏑木清方記念美術館は、小町通りを折れた裏道の奥にある。住宅街の中にひっそりとたたずむ姿は、ご遺族のご意向とのこと。挿絵画家に端を発する画業の中、美人画にも背景の物語をイメージされる。さて、次には、修学旅行とは違った視線で、奈良の仏像にお目にかかりたい。

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