3月11日その後のこと
3月23日に三陸鉄道リアス線開業。
岩手県の第三セクター三陸鉄道が経営する北リアス線と南リアス線の間を繋ぐ、沿岸部の宮古-釜石間は、JR東日本の山田線の一部であった。2011年3月11日の東日本大震災で被災し、復旧について地元自治体と調整の結果、JRから三陸鉄道に営業移管し、北リアス線と南リアス線を統合して、新たにリアス線として運行再開を迎える。
平成は戦争がなかった時代であったが、抗いようのない数多くの自然災害に立ち向かうことを迫られた。自然の脅威に対しては、復興に立ち上がる道を政治が指し示すが、時の経過が進むほどに地域のコミュニティの喪失が、ひとびとの歴史に影を落とすことも明らかになった。
古文書が、過去の教訓を書き残しているが、平成の多くの災害の記憶が、後世の人々の覚悟と自信につながることを信じたい。
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