点描*築地市場まつり
記事が途切れていましたが、言い訳は抜きにして、これはどうにか月内の記事にしようと思います。開場から81年を経過し、惜しまれつつも本年11月2日に業務を終了する築地場内市場に、5月3日開催された「築地市場まつり」を訪ねました。
大正12年9月関東大震災で被災した日本橋魚河岸をはじめとする諸市場が、業者間の調整を乗り越え、昭和10年に東京市中央卸売市場としてスタートしたことが、都市機能のひとつの息吹となった。
各種賑わいを見せる屋外のイベントをのぞいた後は、休業日でひとけのない、仲買の方々が店を連ねる通路をのぞいて回る。
営業日の場内とは違う顔を見せているのは当然だが、その歴史を閉じるのが目前となった今、場内からは、人間の営みの精気が解き放され、人の息遣いが消 えようとしている。
そしてまた、そこには都市の脈動を感じる変化が訪れる。 (とは思いつつ、最後には、「築地市場まつり」の練り物詰め放題500円に挑戦して帰ることにした)
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